ごはん食健康データ

制作・著作 公益社団法人 米穀安定供給確保支援機構

Dietary patterns and colorectal cancer risk in Japan: the Ohsaki Cohort Study

著者
Kumagai Y, Chou WT, Tomata Y, Sugawara Y, Kakizaki M, Nishino Y, Tsuji I.
雑誌名, Vol, No, Page, 年
Cancer Causes Control (2014) 25:727–736, DOI 10.1007/s10552-014-0375-5
Identifiers
PMID:24682746
論文種類
原著
研究デザイン
コホート研究
実施された国
日本
対象集団
地域住民(男女)
解析対象者
・属性
宮城県大崎市保健所管轄地域に住む40-79歳の住民
・除外基準
1995年1月1日までにNHIを離脱した者、FFQに40食品中24品目以上の空欄があったもの、摂取エネルギーが極端であったもの(男性417kcal未満もしくは3,572kcal以上、女性300kcal未満もしくは2,296kcal以上であった者)、がんの既往歴があった者
・人数
男性:21,075名
女性:23,022名
総計:44,097名
・年齢
範囲:40-79歳
・ベースライン調査の開始時期と追跡期間(年)
ベースライン調査開始時期:1994年10月、追跡期間:11年間(1995年1月1日-2005年12月31日)
追跡期間・総人年
追跡期間 平均値: 11年
総人年: 213,260人年
アウトカム
結腸直腸がんの発症(大腸がん、直腸がんに分けて解析)
アウトカムの数
結腸直腸がん854例(男性558名、女性296名)
[結腸がん554例(男性 351例、女性 203例)、直腸がん323例(男性225例、女性98例)]
米食、日本食パターンの評価法(定義)
日本食パターン
結論
DFA食事パターン(乳製品、マーガリン、果物、緑黄色野菜の高頻度の摂取および米飯、みそ汁、アルコール飲料の低頻度摂取である食事)は、直腸がんのリスクと逆相関することが示唆されたが、日本食パターンおよび動物性食品パターンと大腸がんとの間に関連は認められなかった。

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