制作・著作 公益社団法人 米穀安定供給確保支援機構
Dietary magnesium intake and risk of incident coronary heart disease in men: A prospective cohort study
- 著者
- Kokubo Y, Saito I, Iso H, Yamagishi K, Yatsuya H, Ishihara J, Maruyama K, Inoue M, Sawada N, Tsugane S; JPHC Study Group.
- 雑誌名, Vol, No, Page, 年
- Clin Nutr. 2018 Oct;37(5):1602-1608. doi: 10.1016/j.clnu.2017.08.006. Epub 2017 Aug 12.
- Identifiers
- PMID:28843443
- 論文種類
- 原著
- 研究デザイン
- コホート研究
- 実施された国
- 日本
- 対象集団
- 地域住民(男女)
- 解析対象者
- ・属性
- 調査票に回答した者
- ・除外基準
- コホートⅠは1995年、コホートⅡは1998年当時に心血管疾患やがん既往のある者。追跡ができなかった・拒否した者 (n=226)または、追跡開始から5年以内のCVDやがんの発症のあった者 、または脳卒中・冠動脈性心疾患レジストリ登録に登録されていた者、または、FFQへの回答が十分でなかった者 (n=6,622)、または、推定エネルギー摂取量が過剰または過小の者(500 kcal未満または6,000 kcal以上) (n=619)。
- ・人数
- 総計:85,293名
- ・年齢
- 範囲:45‐74歳
- ・ベースライン調査の開始時期と追跡期間(年)
- コホートⅠは1990年(ベースライン)~2009年末まで、コホートⅡは1993年(ベースライン)~2010年末まで追跡した。
- 追跡期間・総人年
- 総人年: 1,305,738人年
- アウトカム
- 脳卒中、冠動脈疾患の発症(CTかMRIによる診断結果の閲覧)または死亡(個票)
- アウトカムの数
- 脳卒中4,110人、冠動脈疾患1,283人(78医療機関でのCT/MRIによる診断または死亡個票による評価)
- 米食、日本食パターンの評価法(定義)
- 日本食パターン
- 結論
- 日本人男性において、マグネシウム摂取量が多いことは、冠動脈性心疾患のリスク減少に関連している。