ごはん食健康データ

制作・著作 公益社団法人 米穀安定供給確保支援機構

The association of glycemic load and carbohydrate intake with colorectal cancer risk in the Multiethnic Cohort Study

著者
Howarth NC, Murphy SP, Wilkens LR, Henderson BE, Kolonel LN.
雑誌名, Vol, No, Page, 年
Am J Clin Nutr. 2008 Oct;88(4):1074-82. DOI: 10.1093/ajcn/88.4.1074
Identifiers
PMID:18842796
PMCID:PMC4482108
論文種類
原著
研究デザイン
コホート研究
実施された国
米国
対象集団
地域住民(男女)
解析対象者
・属性
ハワイもしくは南カリフォルニア(多くはロサンゼルス)に在住の一般市民で、主にアフリカ系アメリカ人、白人、ラテンアメリカ人、ハワイ諸島に先住のハワイの人、日系アメリカ人の5民族を対象とした。
・除外基準
①上記の5民族以外の民族(n=13,992)。
②ベースラインのQFFQのエネルギーや多量養素摂取に基づいて判断した日常の飲食物が妥当ではない者。用いた定義は、エネルギー摂取や脂質、タンパク質、タンパク質の摂取量が平均(23, 24)から3.5倍以上のSDとした(n=8,264)。
③試験開始前に自己報告またはレジストリー情報に基づき大腸がんと診断された者(n=2,560)。
・人数
男性:85,898名
女性:105,106名
総計:191,004名
・年齢
範囲:男性:52-68歳
女性: 50-68歳
・ベースライン調査の開始時期と追跡期間(年)
ベースライン調査は1993年、2002年12月31日にケースの確認を終了。
追跡期間・総人年
追跡期間 平均値: 8.2年
アウトカム
大腸がんの発症
アウトカムの数
2,379名
米食、日本食パターンの評価法(定義)
結論
GLと炭水化物の摂取は、いずれの民族の女性においても大腸がん発症リスクを低下させる。

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