制作・著作 公益社団法人 米穀安定供給確保支援機構
Hisayama Study
久山町研究は1961年に始まった日本で最も古いコホート研究であり、九州大学が実施している。数千人規模の研究であるが、非常に高い追跡率とアウトカム把握の正確性という特徴を有している。ここでは食事パターンと認知症発症の関連が検討されている。1988年の久山町研究参加者のうち60〜79歳の約1,000人を15年間追跡した。食事パターン1、すなわち、大豆・大豆製品、緑黄色野菜、その他の野菜、藻類、牛乳と乳製品の多い食事パターン(米の負荷因子量はー0.45)と認知症に負の関連を認めた。
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Dietary patterns and risk of dementia in an elderly Japanese population: the Hisayama Study
大豆、大豆製品、野菜、海藻、牛乳・乳製品の摂取頻度が多く米の摂取頻度が低い食事パターンで認知症発症リ…