制作・著作 公益社団法人 米穀安定供給確保支援機構
Dietary patterns and prostate cancer risk in Japanese: the Japan Public Health Center-based Prospective Study (JPHC Study)
- 著者
- Shin S, Saito E, Sawada N, Ishihara J, Takachi R, Nanri A, Shimazu T, Yamaji T, Iwasaki M, Sasazuki S, Inoue M, Tsugane S; JPHC Study Group.
- 雑誌名, Vol, No, Page, 年
- Cancer Causes & Control (2018) 29:589–600, doi: 10.1007/s10552-018-1030-3
- Identifiers
- PMID:29671180
- 論文種類
- 原著
- 研究デザイン
- コホート研究
Netsted-case control研究 - 実施された国
- 日本
- 対象集団
- 地域住民(男性のみ)
- 解析対象者
- ・属性
- ベースライン調査の開始時に40-69歳で全国の11か所の保健所が管轄する地域に登録されているすべての居住者(がん患者率のデータが入手できなかった1地域の住民、日本国籍でない者、研究開始前に移住した者、出生データに誤りがあった者は除く)
- ・除外基準
- 前立腺がん既往のある者、総エネルギー摂取量が極端な者(<800 or >4,000 kcal/day)、フォローアップ開始から3年以内に前立腺がんが発生した者
- ・人数
- 男性:43,469名
女性:0名
総計:43,469名 - ・年齢
- 範囲:55.2-57.0歳
- ・ベースライン調査の開始時期と追跡期間(年)
- ベースライン コホートⅠ:1990年、コホートⅡ:1993年、追跡最終日 2012年12月31日
- 追跡期間・総人年
- 追跡期間 平均値:13.8年
総人年:635,292人年 - アウトカム
- 前立腺がんの発症
- アウトカムの数
- 1,156名
- 米食、日本食パターンの評価法(定義)
- 食事パターン(米食が含まれている)
日本食パターン - 結論
- 西洋化された食事パターンでは全前立腺がんの高リスクに関連していたが、質素な食事パターンおよび日本人の伝統的な食事パターンと前立腺がんの間には統計的に有意な関連はなかった。