ごはん食健康データ

制作・著作 公益社団法人 米穀安定供給確保支援機構

Dietary carbohydrate intake and mortality: a prospective cohort study and meta-analysis

著者
Seidelmann SB, Claggett B, Cheng S, Henglin M, Shah A, Steffen LM, Folsom AR, Rimm EB, Willett WC, Solomon SD.
雑誌名, Vol, No, Page, 年
Lancet Public Health. 2018 Sep;3(9):e419-e428.
Identifiers
PMID:30122560
PMCID:PMC6339822
論文種類
原著
研究デザイン
コホート研究
実施された国
米国
対象集団
地域住民(男女)、その他
解析対象者
・属性
①ARIC study:アメリカの4つの地域在住者で1987‐1989年の間にARIC studyのFFQに回答した者
②メタアナリシス(7つの多国籍前向きコホート)
・除外基準
ARIC study:栄養摂取量評価のない者または極度に過剰・過小の者 (600 kcal/日未満または4,200 kcal/日より多い男性と500 kcal/日未満または3,600 kcal/日より多い女性)。
・人数
総計:15,428名
・年齢
範囲:45-64歳
・ベースライン調査の開始時期と追跡期間(年)
初回訪問から2013年の終わり。
追跡期間・総人年
追跡期間  中央値:25年
アウトカム
全死亡
アウトカムの数
ARIC study 6,283人
メタアナリシスのAll cohort 40,181人
結論
炭水化物エネルギーの最も多い群と少ない群の両方で高い死亡率と関係しており、一方で炭水化物エネルギー50~55%の範囲では死亡率は最小であった。
ラム、牛肉、ポークとチキンなどの食品から構成される動物性タンパク質と動物性脂肪のある低炭水化物食は、より高い死亡率と関係していた一方で、野菜、ナッツ、ピーナッツバターと全粒のパンなどの食品から構成される植物性タンパク質と植物性脂肪のある低炭水化物食は低い死亡率と関係しており、摂取する食品により炭水化物の摂取量と死亡の関係を著しく修飾することが示唆された。

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